国会議員の出席簿 [何か変]
国民に外出自粛を要請する安倍首相が、GW中の混雑を回避するためにオンライン帰省を呼びかけました。
誰しもオンラインができる環境にないことは首相もご存知だと思いますが、この時期、適切な要請だと思います。でも国民に要請しているのですから、安倍総裁の下で働く自民党国会議員の皆様、野党の議員さんたちにもこのことを周知徹底させているのでしょうか。地元に帰って後援会の方々と接触されている方が皆無だとは思えないのですが。落選したらただの人、地元への顔見せこそ大切と思って、公費で平然とお国元へ帰っている議員さんもいるのではないでしょうか。
首相の動静は新聞で確認できますが、国会議員の皆様の動静、それどころか国会に出席しているのか欠席しているのかさえ有権者にはわかりません。マスコミで報道されていることが事実だとしたら3カ月も欠席していていた議員さんがいたとか。それでも毎月の報酬や期末手当、その他文通費事務費活動費はいただける。一般庶民には理解不能です。
全議員の出席簿を欠席理由とともに公開していただけないでしょうか。個人情報に関することという逃げ道は通用しないと思いますが。ご自分たちの首を絞めるようなことはしませんかね、やっぱり。
小さな時計屋さんのおじいさん [ほっこり]
楽しくないニュースばかりの毎日ですが、ひと昔前の私がほっこりしたお話をひとつお届けします。
社会人になってまもない頃、私は友人の結婚披露宴の司会をつとめました。場所は横浜港に面した由緒あるホテル。そこであまり由緒正しいとはいえない二人の盛大な披露宴は執り行われたのです。その数日後、私のもとにバラの包み紙に覆われた小包が届けられました。差出人は友人のご両親。司会の大任を果たした私へのお礼の品だったのです。開けてみるとセイコーのクオーツ腕時計。私は高校入学時に両親からもらった自動巻きの腕時計を使っていたのですが、その日から私の左手首には皮製ベルトのクオーツ腕時計が飾られるようになりました。
あれから40数年、消耗品である電池やバンドを何十回交換したことでしょうか。すでに時計そのものの価格を大幅に超える額を電池やバンドに投じたことは間違いありません。20世紀終盤、当時の勤め先の近く、新宿駅からもそれほど離れていない、でも人通りのあまりない商店街の小さな時計屋さんで電池を交換してもらったときのことです。応対してくれた店主と思える老人は80歳を過ぎていたと思います。ショーケースに陳列された腕時計の数も少なく店内を飾る掛け時計も少し時代遅れな感じ。「時計屋なんか継がないよ」と息子が家を出て行ってしまった後も、地上げ屋の嫌がらせにも屈せず、店をひとりでずっと守りぬいてきたのでしょう、私の勝手な想像ですが。その店主、早速作業にとりかかってくれたものの、歳のせいで視力の衰えもあってなのか、なかなか裏ブタが開きません。私が「かわりましょうか」といいたいほど細かい作業はきつそうにみえました。ようやく裏ぶたが開き精密な内部が露出されると、店主は目を細めて中をしばらく覗き込んだ後、本当にうれしそうに微笑みながら私に言いました。「いい時計ですねえ。今はセイコーだってこんなの作らないですよ。大事にしてくださいね」。
時計を贈ってくださった友人のご両親も、そして披露宴の主役だったふたりもすでに時の経過とは無縁であろう世界に旅立ってしまいました。でも、いただいてすぐに、会社のタイプライターの角にぶつけてできた小さな傷が表面にあるものの、その時計は今でも私の左手首にまかれ正確に時を知らせ続けてくれています。
医者失格 [怒]
横浜市民病院につづいて慶應大学病院でも研修医の新型コロナ感染が明らかになりました。最前線にいる医療関係者は本当に大変なんだなあと思っていたら、なんと彼らは研修医たちで何十人も集まって飲食をしたり、カラオケに行ったりしていたことが判明。新型コロナウイルス感染防止に向け3密の回避が叫ばれている最中、医療現場では睡眠すら十分にとれずに見えない敵と昼夜闘っている先輩医師や看護師が全国に大勢いるというのに、何を考えていたのでしょう。彼らは医師免許も取得しているわけですが、ここはいったん剥奪し、もう一度、医者として適格な人格をそなえるべく教育しなおしてもらった方がいいのではないでしょうか。
慶應大学の研修医はすべて慶大出身者でしょうが、市民病院は彼ら研修医の出身大学も発表して欲しいものです。彼らを輩出した大学は医者としての基本を教えることができなかったのですから。人の命を救うことが医療に携わる者の最大のお役目、感染の可能性が高いから避けるようにと呼びかけられている場に何の危機感も抱かずに自ら出向き、逆に人を殺してしまうかもしれない立場になった責任は軽くはありません。
マスクをどうもありがとう [何か変]
ご立派安倍首相！ マスク入手困難な国民になんとマスク２枚をくださるとか。それも1万人の削減が噂される郵便局員の皆様の手を借りて、最後に思う存分、大量の郵便物を仕分けし配達してくださいという局員への感謝の気持ちなのでしょう。まさに日本における歴代の首相の中で最高最良の首相といえるでしょう。ご本人だけではありません。奥様である昭恵夫人も素晴らしい。花見や宴会自粛のご時世にあっても各界若手のリーダーたちを元気づけようと個人的に桜を見る会を催されたとか。世間のバッシング覚悟で行った行動力はこれまたお見事としかいいようがありません。森友加計問題、データ改ざん、自らが適材適所と自負して人選した大臣たちの数々の失態、今までの総理経験者をはるかに凌駕する様々な問題を国民に提供しながらも、その座に恋々としがみついていた首相は本当にご立派です。そしてエイプリルフールにマスク２枚送付を決定したという大プレゼンテーション。後世にその名を残すこと間違いない宰相安倍晋三そして昭恵夫人。今からでも遅くありません、やはり山手線新駅高輪ゲートウェイ駅は私が提案した下記に改称すべきだと思います。
吾輩は駅である 名前はまだ無い
JR東日本が駅名を募集しています。その駅は山手線・京浜東北線の田町駅・品川駅間に新設され、2020年春に開業する予定とのこと。泉岳寺に近いので「AKR47」（赤穂浪士四十七士）などもアルファベットと数字だけでお洒落かと思いますが、私は新駅にふさわしい日本一美しく、さらに日本一長い駅名を応募しました。
現在読み仮名においては「ちょうじゃがはましおさいはまなすこうえんまえ＝長者ケ浜潮騒はまなす公園前」と「みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげん＝南阿蘇水の生まれる里白水高原」の両駅が22字で一番長い駅名となっているようです。表記では「リゾートゲートウェイ・ステーション」と「東京ディズニーランド・ステーション」が17字でトップとか。これらをすべて、読み仮名・表記においても凌駕する、私が考案した日本で一番長い上に美しい駅名をJRは採用することになるでしょう。
その駅名は、「平成宰相安倍晋三・ファーストレディ安倍昭恵記念＝へいせいさいしょうあべしんぞう・ふぁーすとれでぃあべあきえきねん」駅。読み仮名で32文字、表記で23字（どちらも・含む）。長さではこれまでの記録を大幅更新します。そして駅名を自らの口で発したとき、耳で聴いたときの美しさは類を見ません。もっとも待ち合わせなどの際は長くて伝えにくいでしょうから、通称として「そんたく」「もりかけ」「かいざん」「あべ」「UZU＝うず（昭恵夫人が経営するといわれる居酒屋）」などを一緒に発表すればいいと思います。
ちなみに採用された際の賞金はなく賞品だけ。採用された駅名を応募した人の中から抽選で100名にJR東日本オリジナルグッズがプレゼントされるそうです。同名の応募はまずないでしょうから、きっと私が100個もらうことになるのでしょう。
