同じ穴の貉 [何か変]
『新米パパ、小泉大臣をはじめとして何人かのお大臣様が、巷で騒ぎになっている感染症対策に向け首相官邸で開かれていた会議を欠席した』と、問題になっています。でもお大臣様も One of 国会議員、落選したら普通のおじさんおばさん、おじいさんおばあさんになってしまうのです。会議といっても感染症のスペシャリストとやらの講義に耳を傾けるだけのこと。それに基づいてその後、素人の自分たちお大臣たちが論議したところで意味がない、所詮日曜日も安倍政権は一生懸命働いていますよという国民へのポーズ。具体的なことは各省庁の方たち、その道のプロが決めてくれるのだから会議には代理人を出席させれば問題なしと考え、自分は地元に帰って後援者たちのご機嫌をとることを優先したのでしょう。
つい先日も、この人、大丈夫？長谷川式認知症スケールやってみたらというような痴呆創生大臣がマスコミを賑わせていましたが、その道に精通しているわけでもなく、順繰りに席につくような大臣なんて必要なのでしょうか。各省庁のトップクラスが大臣をやればいいのでは、何十年もその省庁で飯を食ってきた方なら、ある程度の質問には自らの言葉できちんと答えられると思いますが。そろそろ真剣に日本の政治のシステムを大変革しないといけないのでは。自らの首を絞めることに国会議員の皆様が取り組むことはないでしょうけど。
しかし新米パパにはがっかりです。「会議を軽視したわけは決してない、代理人がしっかりと対応してくれると信頼しているから私は地元での新年会に出席できたのです。スキャンダルが発覚すると病気になったといって３カ月職場に顔をださずにお給料はいただく国会議員夫妻や、保釈され自分は無実だといいながら国会に顔をださない議員と私、どちらが国民に責められるべきでしょうか」とぐらいのことを堂々と言い放ってほしかったです。
